最近、ちょっと練りきりが気になってきて
ネットで作り方をいろいろと調べていて
材料になりそうなものは一応そろえたのだけれど
どうも、いまひとつ
練りきりの扱い方がネットの情報だけでは理解できなくて・・・
そんな時にネットサーフィンしていて知ったのがこちら
栄光堂のご店主 片岡さんが開催している 和菓子の体験教室
和菓子パティシエが教える誰でも簡単!!和菓子作りhttp://ameblo.jp/eikoudou/
他の和菓子関連のサイトよりとてもわかりやすく書いてくださっていました
なんと、そこで
和菓子体験教室 を開催されているというので
考えるよりもやってみよう!ということで参加させていただきました
都営大江戸線 若松河田駅から徒歩3分ほどのところにある
こちら栄光堂さん

今回のテーマは練りきり2種
練りきりはすでにご店主が参加者の分を小分けにしてくださっており
私たちはそれを粘土細工のように形をつくるという体験でした

これが、簡単そうでいてかなり難しい・・・
和菓子づくりは性格が出るんですよ
とは、ご店主片岡さんの言葉
解説をしながらお手本を見せてくださって

なんとも簡単そうにふわふわと作り上げるのです
手のひらを閉じて、広げると違う形が現れる・・・
まるでマジックを見ているようでした

私たち参加者はそのお手本のあと
それぞれ2種類を2個ずつ作ります
つまり、出来上がりは合計4個

これが私の作品4個
いびつだったり、ちゃんとてっぺんが閉じていなかったり
ひび割れてしまったり・・・
自分の不器用さを悲しみました
完成後、金粉入りのお茶を出してくださって
みんなでそのお茶をいただきながら4個の中の1個をその場でいただく
なので、一番出来の悪いのを食べて
残り3個を持ち帰ることにしました
出来の悪いのはこれ

他のみなさんはとってもお上手で
私一人、なんだか違ったものを作ってしまったかのようでした
ちなみに、先生のお手本はこちら

余計なしわやゆがみはもちろん無くて
出るとこ出てて、締まるところ締まっている・・・
ナイスバディでございました
自宅に持って帰った作品を
せっかくなので、写真に撮ってみました
手前が
「春の山」

奥が
「乙女桜」

あ、てっぺんの口が空いてしまっています・・・
これではボルケイノですな
しかも、締まるところが締まっていない

こちらは中心のしべに向かって
きちんと線が集まらなければいけないのに
あっちゃこっちゃに向いています

いや〜
本当に難しかったです
でも、わからないでいた色々なことが
実際に体験させていただくことでわかった部分もあり
やっぱり、行って良かった
この日の参加者は私を含めて5名で
他の方々がとても良い方ばかりで
おかげでこういうお教室的なものは初めてだったのですが
楽しく時間を過ごさせていただくことができました
本当にありがとうございました
ご店主に教えてもらった事で
ひそやかに私にとっての大きなポイントとなったのは
和菓子は上から眺めるもの
これは写真に関してとっても参考になりました
そういえば、大昔
高校生の頃に、学校で江戸千家のお茶の
授業がありました
1年間、お茶室でお茶をたてたり、いただいたりするのですが
もっぱらみんなの興味はお茶菓子だったように思います
懐紙でお菓子を手に取り、いただく・・・
あぁ、そうか
その目線を思い出せばいいのか・・・
とはいっても、スタイリングをすると
必ずしも上からのアングルばかりではないのですが
基本の目線というものを知っておくのはとても大切だと思いました


こちらの体験教室は
不定期開催ですが、2時間ほどで参加費2,000円
開催が決まると上記でも書いたご店主のブログで告知があるようです
誰でも簡単!!和菓子作りhttp://ameblo.jp/eikoudou/
いつか自分で作ったたくさんの練りきりを
写真に撮ってみたいな〜
四季折々を色と形で表現する和菓子の世界
知れば知るほど、興味深いジャンルです
洋菓子と違い、ほのかな色彩やぼかして色が移ろっていく、
そんなところも
日本の文化の素晴らしさを凝縮しているような気がします
教えていただいたことを忘れないように
今度は自分で作ってみま〜す

クオカで見ていた三角棒、やっぱり買っちゃおうっと