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2014年03月27日

ぬか床くんのお目覚め

時期は前後していしまいましたが

今年のぬか床くんを起こす作業について残しておきます



昨年、冬支度をして冬眠してもらったぬか床くん →  ぬか床の冬支度


3月9日に裏から引っ張り出してきました

しっかり上に重しをのせて、雨が入らないようにとしてあったはずが

ビニール袋はぐちゃぐちゃになり、上の重しも落ちていました

恐る恐る蓋を開けてみると・・・


CIMG3932料理.jpg


あらら・・・

水が浮いています

これって、雨か雪が入ったということなのでしょうか




CIMG3933料理.jpg


考えても仕方がないので

お玉を持ってきて、水を掬い取ろうとしたのですが


CIMG3934料理.jpg

どんどん浸透して、なくなってしまうので

仕方なく、上の部分をごっそり捨てることにしました

ごっそり落としたあとのぬか床の色はこんな感じで

とってもきれいないい色をしていました


CIMG3936料理.jpg


どれくらい捨てたのかというと

こんな感じ




CIMG3938料理.jpg


そして、残ったぬか床をしっかりと何度もかき混ぜてならして一休み


CIMG3941料理.jpg


ひとまず、初日はこのままたくあん漬けの樽の横でお休みになってもらいました


CIMG3942料理.jpg


その後、3日ぐらい経ったのち

たくあんの最後の一本がとうとう樽から卒業することになったので

その機会に樽を片付けることになりました

たくあん漬けの樽の方は産膜酵母が張って、熟成された状態だったのですが

ふと、考えてみると

たくあん漬けのぬかの中身は

生ぬか、こぶ、鷹の爪、塩、果物の皮、クチナシの実

あれ?ほとんどぬか床の中身と変わらないっていうことにここで初めて気が付きまして

ぬか床を本格的に稼働させる前の捨て付けをせずに

このたくあん漬けのぬかを移動させてみることにしました

ちょうど、お目覚めの段階でごっそり捨てた後だったので

かなり目いっぱい、移動させてかき混ぜてなじませることにしてみました

この後、最後のたくあんを食べきるまでの数日間

毎日夕方にかき混ぜて空気を入れて呼吸をさせておき

ぬか床くんの様子を観察してみると

なんとなくいい感じの出来上がりになっているではありませんか!

あとは、今年のリニューアル点としては

漬物用の鉄の塊を2個ぬか床くんに入れたので

それで茄子がどう漬けあがってくれるのか、変化を楽しみにしたいと思います

この塊、写真撮り忘れて入れてしまったので

そのうち、思い出したら撮ってアップします

かわいい茄子の形の塊なんですよ





そして、スタートした初日が こちら  →  ★本日のぬか漬け


今まで毎年、母がぬか漬けを再開した3月のぬか床は

なんだか味がしっくりこなくて、なじむまでに半月ぐらいかかったような記憶があるのですが

今年はなんと、たくあん漬けのぬかのおかげで

初日から絶好調となりました

ただ、このとき漬けたお野菜のものが悪かったので

そこがちょっと残念なぐらいです

ここ数日は胡瓜と蕪の同じラインナップですが

味はどんどん良くなっております

毎日かき混ぜるたびに、たくあん漬けの時の昆布、果物の皮は

大きくてごろっとするものを取り出しながら減らしております

クチナシの実は影も形も見えないので発酵しながら崩れてしまったのでしょうか?






それにしても日本の風習というか、食文化というか

ちゃんとぐるっと回っているんだなとしみじみ実感しました

無駄なことは一つもないんだと



今年は直売所で新鮮なお野菜を手に入れられそうなので

ぬか漬けもきっと昨年より美味しい上がりになると予想しております



昨年、母からバトンタッチを言い渡されたときは

ぬか床をかき混ぜることがこんなに楽しくなるとは思いませんでした

今年は愛情いっぱいでぬか床くんをお世話しようと思います



こんなぬか床くんの記録ですが

よろしかったらたまに遊びにいらしてください



ぬか床くん

今年もよろしくね・・・



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